社内システムを作り直す前に、いまの仕組みを点検する理由
社内システムが古くなり、エラーが増えた。作った人も退職している。そんなとき「全部作り直したほうが早いのでは」と考えるのは自然です。ただ、何を残し、何を直すかが分からないまま見積を頼むと、新しい仕組みでも同じ困りごとを抱える可能性があります。契約を決める前に、いまの状態を点検する段階を置きます。
古いことと、直せないことを分ける
止まる原因が、ファイルの保存先や入力形式の変更にある場合もあります。一方で、部分修正では対応しきれず、作り直しを考えるべき場合もあります。どちらかを調べる前に決めないことが、点検の目的です。点検したから必ず修理できる、安く済むという約束ではありません。
現場で使われている仕組みには、画面から分からない手順が含まれています。担当者が毎回補っている転記、月末だけの計算、取引先へ渡す帳票の形式などです。新しく作る範囲だけを見ると、その前後にある仕事を見落とすことがあります。現在の仕事を確かめることは、移行を選ぶ場合にも役に立ちます。
先に整理したいのは、止まると困る仕事
まず、何のための仕組みで、誰が、いつ使うかを整理します。エラーが出る操作、最後に正常に動いた時期、パソコン交換やソフト更新などの変更点も手掛かりです。コードが読めなくても、毎日の操作と困っている場面を説明できれば相談の入口になります。
次に、残すべきデータと帳票を分けます。使われていない画面までそのまま再現する必要があるか、過去データは検索できれば足りるか、関係者と確認します。担当者だけで不要と決めず、実際に入力する人と受け取る人の両方に聞くことが大切です。
止まったときの代替方法も考えます。手作業で進められる範囲、後で入力を戻す方法、処理済みの印を残す方法を決めておくと、修理や移行の試験中に業務が混乱しにくくなります。バックアップについても、取っているかだけでなく、戻せるかを確認します。
当社は点検から必要な立て直しへ進みます
ヤギヌマ企画の「仕組みの修理」では、Excelマクロ、Access、社内システムを対象に、いま使っている仕組みを確かめ、直す範囲を一緒に決めます。対応できる範囲は、状態を確認してからご案内します。
流れと料金は次のとおりです。料金はすべて税込です。
- おためし点検:11,000円。まず、困っている仕組みをご相談。
- 止まる前の点検:110,000円。状態を点検し、立て直す範囲を確認。おためし代11,000円を充当します。
- 立て直し:165,000円〜。確認した範囲で、仕組みを立て直し。点検代を充当します。
順に進む場合の追加額は、おためし11,000円、点検へ99,000円、立て直しへ55,000円〜です。立て直しまで頼んでも合計165,000円〜で、点検代が別に上乗せされる料金ではありません。範囲と費用を確認してから進めます。
出典:ヤギヌマ企画・仕組みの修理(2026年10月19日確認)。作業は2026年11月1日からです。
見積を比べるときも、同じ範囲で比べる
修理と作り直しを比べるなら、最初の費用だけでなく、データの移行、利用者の操作、周辺のソフトとの関係、今後の保守を同じ条件で確認します。新しい機能の数が多いほうが、自社の業務に合うとは限りません。
変更後に何を確認すれば受け入れられるかも、先に言葉にします。いつもの入力から正しい帳票が出る、必要な人が検索できる、といった仕事の結果を基準にします。使い始めてから不足に気付くことを減らすためです。点検は、この判断材料を揃えるための入口として考えてください。
相談前の簡易チェック
- 止まると困る業務と、使う人を説明できる。
- エラーや困っている場面を記録した。
- 残したいデータや帳票が分かる。
- バックアップと代替方法に、未確認の点がないか確認した。
分からない項目があっても構いません。無料の簡易チェックで状況を整理できます。何から話せばよいか迷う場合は、30分の無料相談で分かる範囲をお聞かせください。予約時に業務データ、パスワード、顧客情報は送らないでください。急ぎの方の連絡先は仕組みの修理に掲載しています。